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国がん LC-SCRUM-Asia設立 肺がん遺伝子スクリーニング基盤をアジアに拡大

公開日時 2019/09/13 03:50
国立がん研究センターは9月12日、「LC-SCRUM-Asia」を設立したと発表した。アジアの医療機関が一体となり、希少頻度の遺伝子変化をもつ肺がん患者をスクリーニングして、新薬開発につなげることを目指す。台湾の研究施設など国内外187施設が参加し、2021年5月までに2500人規模の集積を視野に入れる。国内外の臨床試験を活性化することで、アジアの国際競争力を高め、アジア諸国の個別化医療を推進する。

今回、設立される「LC-SCRUM-Asia」は、産学連携プロジェクト「SCRUM-Japan」の第3期(19年6月~)の研究の位置づけ。腫瘍の体細胞遺伝子変異数を予測できる遺伝子パネルを導入し、遺伝子変異数が免疫チェックポイント阻害薬の治療効果を予測可能かどうかの検証などに取り組む。

また、消化器がんを対象としたプロジェクトでは、婦人科や乳がんなど他の固形がんの患者も対象に含め、血液を用いたがん遺伝子解析と腸内細菌叢解析を行う。薬物治療の前後の腸内細菌叢の変動を調べ、免疫療法やその他の薬物治療の効果や副作用と関係のあるバイオマーカーの解明や、新たな治療法の開発を目指す。肺がん以外の固形がん2000例を2年間で集積することを目標に据える。研究の中心となるのは若手医師で、プロジェクト名もこれまでの「GI-SCREEN-Japan」から「MONSTAR-SCREEN」と改め、世界最大のがん研究ネットワークを目指す。

SCRUM-Japanは、広範な固形がんを対象とした国内初の産学連携がんゲノムスクリーニングプロジェクト。2015年2月に設立以降、1万例を超える進行がんの患者が研究に参加し、遺伝子解析の結果や治療経過を含むデータを医療機関や製薬企業と共有。肺がん、消化器がんを対象とした2つのプロジェクトを軸に研究を進めてきた。





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