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20年8月 新型コロナ新規感染者急増も受診者数に大きな変化なく JMIRI調べ

公開日時 2020/09/16 04:51
調剤レセプトベースで実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(通称:JMIRI、読み:ジェイミリ)は9月15日、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増した8月に医療機関を受診した患者数について、大きな変化はみられなかったとの分析結果を発表した。緊急事態宣言のさなかにあった5月の患者数は、前年同月を100%とした場合に81%にまで落ち込んだが、6月には前年同月比で90%台に回復。7月、8月も同水準で推移し、8月の患者数は同92%だった。8月の1回あたりの平均処方日数にも大きな影響はなかった。

JMIRIは、緊急事態宣言が解除された6月以降の患者数について、「患者数は依然として低水準で推移している」と指摘。そして、「7、8月は新型コロナの新規感染者が急増したにも関わらず、大きな変動がなかったことから、この傾向が一定期間続くことが推測される」と分析し、患者数は当面、コロナ前の水準にまで戻らないとの見方を示した。

■小児科と耳鼻科 患者戻るも平時の6~7割 「しばらくこの状況が続く」

8月の患者数を地域別にみると、5月に前年同月比76%と最も減少した関東地方でも、8月は89%にまで回復した。関東以外の地方はいずれも90%台で、中国地方は96%にまで回復した。JMIRIは「一時の混乱は落ち着きをみせている」としている。

診療科別では、受診抑制の影響を最も受けている小児科・耳鼻咽喉科は8月に6~7割に回復した。ただ、6月からほぼ横ばいで推移しており、「しばらくこの状況が続くと想定される」としている。

今回、新型コロナの影響を最も受けている薬剤も見てみた。8月の患者数を薬効分類別に確認すると、呼吸器官用薬(前年同月比64%)と抗生物質製剤(同69%)で大きく減少していることがわかった。JMIRIは、新型コロナの感染拡大防止のための手洗いやうがいの徹底、マスクの着用、ソーシャルディスタンスにより、一般的な上気道炎など他の感染症の罹患患者が減少したことが推測されると分析している。
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