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デキサメタゾンの買い込み控えて適正使用を 新型コロナによる需要急増で厚労省が事務連絡

公開日時 2021/09/01 04:50
厚生労働省医政局経済課は新型コロナウイルス感染症の増加に伴って、デキサメタゾン製剤の需要が急増しているとして、買い込みを厳に控え、適正使用を推進することを求めた。8月27日付の事務連絡で、都道府県に通知し、医療機関、薬局、医薬品卸に周知した。

同省は、必要としている人に安定的に継続的にステロイド製剤を供給する必要性を強調。デキサメタゾン製剤については、返品が生じないよう、買い込みは厳に控え、当面の必要量に見合う量のみの購入をお願いしたいとした。また、同剤の適正使用を求めている。ステロイドとしては、デキサメタゾン製剤だけでなく、プレドニゾロン系製剤 (プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン)などの使用についても考慮することも求めている。

◎中等症Ⅱ以上では推奨も 酸素投与必要のない人では予後改善効果なく

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」では、呼吸不全のある中等症Ⅱ 以上ではステロイドの使用が強く推奨されており、なかでもデキサメタゾンについては「最もエビデンスがある」としている。

英国の入院患者6425例を対象とした大規模多施設無作為化オープンラベル試験でデキサメタゾンの投与による死亡率の減少効果が示されている。28日後の死亡率は、デキサメタゾンの投与を受けた群(2104例)21.6%、標準治療を受けた対照群(4321例)24.6%だった。特に、無作為化時に侵襲的人工呼吸管理を必要とした患者ではデキサメタゾンの効果が高く、デキサメタゾン群の28日後の死亡率が29.0%だったのに対し、標準治療群では40.7%だった。なお、登録時に酸素投与の必要がなかった群では予後改善効果は認められていない。

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