中外製薬は10月８日、シンガーソングライターの絢香とのタイアップソングを用いたスペシャルムービーをYouTubeで公開した。医師、薬剤師、看護師をそれぞれ主人公にした３つの動画で、いずれも医療に関わる方一人ひとりの仕事が、「希望をつなぐ仕事」であることを伝え、同社も同じ気持ちで働きたいという想いが込められている。

タイアップソング「Tender Love」は、絢香が「医療関係者や患者、その家族に希望を抱いてもらい、生きるよろこびを諦めないすべての人に向けた歌」という同社の想いを受けて書き下ろした。動画はいずれもこの楽曲を用いており、このうち薬剤師編では、名前で呼ばれる医師と、「薬剤師さん」と職種で呼ばれる自らに居心地の悪さを感じる場面からスタートする。患者からの問いかけにうまく答えられない虚しさや、処方提案に試行錯誤しながらも、患者の姿や心情に心を寄せながら仕事に邁進する姿が描かれている。主人公の気持ちの変化とともに、寄り添うことの大切さを歌った歌詞が、絢香の優しくも力強い歌声に乗せられて、医療関係者と同じ気持ちで働きたいという想いを伝える。

動画について中外製薬では、「医療に関わる一人ひとりに、その仕事が『希望をつなぐ仕事』であることをあらためて伝え、誇りを感じていただこうと企画した。絢香さんのやさしい歌声により、多くの方々に感謝とエールがお届けできることを願っている」とコメント。
 
絢香は、自分自身や家族も、「これまで医療関係者の方々に数えきれないほどお世話になってきた」と振り返ったうえで、医療関係者に対し、「自分の時間の多くを捧げつつ、人の心に寄り添うことを忘れないその姿に深い敬意と、力をもらい続けている」と感謝の気持ちを述べている。