コミナティ筋注 12~17歳追加免疫の添付文書への追記を議論 3月23日の薬食審・第二部会で
公開日時 2022/03/18 04:49
厚生労働省は3月23日に薬食審・医薬品第二部会を開き、ファイザーの新型コロナワクチン・コミナティ筋注の12~17歳の追加免疫(3回目接種)についての使用方法を添付文書に追加することを議論する。特段の問題がなければ、速やかに添付文書を改訂するとしている。
同ワクチンによる追加免疫は現在、18歳以上を対象としている。厚労省によると、23日の同部会で、イスラエルなど海外での使用実績をもとに追加免疫の対象年齢拡大を議論する。現時点ではファイザーから12~17歳の追加免疫に係る追加データは提出されていないという。
厚労省は、同ワクチンの18歳以上に対する追加免疫を特例承認する際、12~17歳に対する追加免疫はファイザーから追加データが提出されたら改めて検討する旨の説明をしていたが、FDAやEMAと同様にリアルワールドデータ(RWD)を用いることにした。