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肺がん患者を診ている医師 「企業認知度」はAZが第1位、「企業の信頼・評価」は中外製薬がトップに

公開日時 2022/12/23 04:51
肺がん患者を診ている医師363人に「企業の認知度」を聞いたところ、第1位はアストラゼネカ、第2位は第一三共、第3位はファイザーとなった。また、「企業の信頼・評価」を聞いたところ、第1位は中外製薬、第2位はアストラゼネカ、第3位は日本イーライリリーとなった。一方、肺がん領域の薬剤を上市している製薬企業の評価を向上させる「打ち手」を聞いたところ、第1位は「アンメットメディカルニーズの大きな領域での医薬品の開発・上市」で、次いで「医療現場の業務をサポートするツールの開発・配布」が上位にランクされた。

調査は、エムスリーの提供する会員制サイト「m3.com」に登録する医師パネルを使って、肺がん患者を診ている医師363人から回答を得た。「企業の認知度」の第1位はアストラゼネカで、「がん・がん関連疾患領域に注力していることを知っている」との回答率が58.1%。認知度で第2位の第一三共を8.2ポイント上回るなど、この領域における認知度の高さが際立った。ランク上位企業をみると、第3位はファイザー、第4位はMSD、第5位は小野薬品、第6位は日本イーライリリーの順となった。

一方、「企業の信頼・評価」の第1位は中外製薬で、「とても信頼・評価している」、「信頼・評価している」の両スコアの合計が40.5%でトップ。第2位は企業認知度トップのアストラゼネカで、中外製薬とのスコア差はわずか0.3ポイントだった。第3位は日本イーライリリー、第4位は小野薬品、第5位はMSD、第6位は大鵬薬品の順となった。

◎中外製薬 信頼・評価8項目中5項目でトップ

「企業の信頼・評価」でランクされた上位6社について要因分析(全8項目)を行った。第1位の中外製薬は、「医薬品が優れている・高品質である」、「研究開発力が高い(新薬開発力、新技術導入の実績など)」、「製造・生産体制が信頼できる」、「企業として安定している(規模・歴史・収益力など)」、「情報提供が適切である(質・量・タイミングなど)」の5項目でトップをキープした。このうち2位にランクされた企業を大きく引き離した項目は、「医薬品が優れている・高品質である」で、第2位のアストラゼネカを4.7ポイント上回った。

逆に中外製薬は、「情報提供や先生方とのコミュニケーションなど、デジタル化を推進・実現している」が2位にランクされ、この項目でトップのアストラゼネカに1.7ポイント水をあけられた。

「コンプライアンス遵守の意識が高い」の項目では、第1位は日本イーライリリー、第2位はアストラゼネカと小野薬品が同時に、第4位はMSDで、中外製薬は第5位となった。ただ、トップの日本イーライリリーと中外製薬との差は1.3ポイントで、僅差の中に5社が収まっている。「医療・社会への貢献を志向している(患者さんの重視、学会への支援など)」の第1位はアストラゼネカ、第2位は日本イーライリリー、第3位は中外製薬の順となった。

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