フェリング・ファーマは１月12日、前立腺がん治療薬・ゴナックス（一般名：注射用デガレリクス酢酸塩）について、アステラス製薬から製造販売承認を承継すると発表した。３月31日から同社が国内での情報提供活動を担う。

同剤は、スイス・フェリング社が創製。アステラス製薬と日本での独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を締結し、国内ではアステラス製薬が製造販売元として販売してきた。ライセンス契約、供給契約の終了に両社が合意したことで、アステラス製薬は３月30日で、同剤の販売を終了する。フェリング・ファーマは、「日本において泌尿器及び泌尿器がんを重点領域とするリーディングスペシャリティファーマになることを目指す」としている。