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アッヴィ スキリージ皮下注360mgオートドーザーを発売 クローン病の維持療法に使用

公開日時 2023/02/14 04:49
アッヴィは2月13日、ヒト化抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤・スキリージの新剤形となるスキリージ皮下注360mgオートドーザーを発売した。同皮下注360mgオートドーザーは、既存治療で効果不十分な中等症から重症の活動期クローン病の維持療法に用いる。薬剤が充填されたカートリッジと、自動注入器(オートドーザー)で構成され、投与時間は最大5分と治療時の患者の負担軽減が期待される。

同皮下注360mgオートドーザーの用法・用量は、「リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、通常、成人にはリサンキズマブ(遺伝子組換え)として360mgを8週間隔で皮下投与する」となる。

クローン病は、活動期には寛解導入療法を行い、寛解導入後は寛解維持療法を長期にわたり継続することがクローン病の治療での原則となる。活動期クローン病の寛解導入療法の適応があるスキリージ点滴静注600mgは1月13日に先行して発売されている。今回のオートドーザーの発売により、スキリージによるクローン病の寛解導入療法と維持療法での治療を患者に提供できるようになった。
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