アトピー性皮膚炎外用薬・ブイタマー 処方増意向は75%
第一選択薬での使用は12%にとどまる
公開日時 2026/07/01 00:00
アトピー性皮膚炎(AD)は、増悪と軽快を繰り返す瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くは家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、ADのうちいずれか、あるいは複数の疾患)や、IgE抗体を産生しやすい素因、いわばアトピー素因を有する。ADの治療目標は、症状がないか、あっても日常生活に支障がない状態に到達し、それを維持することであり、主に薬物療法、スキンケア、悪化因子の対策の3つが治療の3本柱と位置付けられている。薬物療法では、ステロイド外用薬や免疫抑制薬(タクロリムス軟膏など)が中心的に用いられているのに加え、近年は外用JAK阻害薬コレクチム(一般名:デルゴシチニブ)や、PDE4阻害薬モイゼルト(同ジファミラスト)といった非ステロイドの軟膏薬も登場し、治療選択肢が増えて...