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経口血小板破壊抑制薬・タバリスと抗真菌薬・クレセンバ 4月6日に発売

公開日時 2023/04/07 04:50
新薬3製品が4月6日に発売された。キッセイ薬品の慢性特発性血小板減少性紫斑病を効能・効果とする経口血小板破壊抑制薬・タバリス錠と、旭化成ファーマの深在性真菌症治療薬・クレセンバカプセル及び同点滴静注用で、いずれも3月15日に薬価収載されている。

【4月6日発売】
タバリス錠100mg、同150mg(ホスタマチニブナトリウム水和物、キッセイ薬品)
薬効分類:399 他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)
効能・効果:慢性特発性血小板減少性紫斑病
薬価:100mg1錠 4188.00円
150mg1錠 6226.80円(1日薬価:9234.30円)

チロシンキナーゼを阻害し、マクロファージによる血小板の破壊を抑制することで、血小板の減少を抑制し、慢性特発性血小板減少性紫斑病(慢性ITP)の出血症状を改善することが期待されている。用法・用量は、「通常、成人には、ホスタマチニブとして初回投与量100mgを1日2回、経口投与する。投与開始4週後以降に血小板数の増加が認められず、安全性に問題がない場合は150mgを1日2回に増量する。なお、血小板数、症状に応じて適宜増減するが、最高投与量は1回150mgを1日2回とする」。

クレセンバカプセル100mg(イサブコナゾニウム硫酸塩、旭化成ファーマ)
薬効分類:617 主としてカビに作用するもの(内用薬)
薬価:100mg1カプセル 4505.70円(1日薬価:9011.40円)
クレセンバ点滴静注用200mg(イサブコナゾニウム硫酸塩、旭化成ファーマ)
薬効分類:617 主としてカビに作用するもの(注射薬)
薬価:200mg1瓶 2万7924円(1日薬価:2万7924円)

効能・効果:下記の真菌症の治療:▽アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性進行性肺アスペルギルス症、単純性肺アスペルギローマ)▽ムーコル症▽クリプトコックス症(肺クリプトコックス症、播種性クリプトコックス症(クリプトコックス脳髄膜炎を含む))

アゾール系抗真菌薬。真菌細胞膜の主構成成分であるエルゴステロールの生合成を阻害することで抗菌活性を示す。

経口薬の用法・用量は、「通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回経口投与する。6回目投与の12~24時間経過後、イサブコナゾールとして1回200mgを1日1回経口投与する」。注射薬の用法・用量は、「通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回、1時間以上かけて点滴静注する。6回目投与の12~24時間経過後、イサブコナゾールとして1回200mgを1日1回、1時間以上かけて点滴静注する」。
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