オンライン診療サービスやDTxの開発・提供に取り組むMICINをめぐり、アルフレッサと東邦ＨＤは9月15日、それぞれ資本業務提携を同社と締結したと発表した。アルフレッサは通院専用キャッシュレス決済サービス「クロンスマートパス」やオンライン診療サービス「curon（クロン）」等の普及拡大を推進する。東邦ＨＤは医薬品卸売、調剤薬局、顧客支援システム等の各事業とMICINが展開する各事業において協業シナジーを期待するというもの。

MICINは、オンライン医療事業のほか、臨床開発デジタルソリューション事業（DCT）、デジタルセラピューティクス（DTx）事業、保険事業などを展開している。アルフレッサは今回の資本業務提携を通じ、両社の経営資源を活用し、生活者の健康向上や医療アクセスの充実につなげるなど、医療・ヘルスケアサービスの開発および展開を推進する。

一方、東邦HDは、MICINが展開する各事業との協業シナジーを期待するほか、ヘルスケア領域における様々な課題の解決に両社で貢献し、中長期的な企業価値の向上につなげたい考え。