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創薬ベンチャーエコシステム強化事業 エーザイグループと大鵬薬品の各CVCを「認定VC」に採択 AMED

公開日時 2024/11/06 04:51
AMEDが実施する「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」における認定ベンチャーキャピタル(認定VC)に、エーザイグループと大鵬薬品のそれぞれが運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が採択された。11月5日に各社が発表したもの。同事業は、新薬開発に必要となる大規模な開発資金の供給源不足を解消するため、AMED が創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うベンチャーキャピタル(VC)を認定し、VC による出資を要件として、創薬ベンチャーが実施する実用化開発に補助金を交付し、支援するというもの。日本の創薬ベンチャーエコシステムの底上げを図る狙いが込められている。

◎エーザイグループのCVC・Eisai Innovation, Inc.「エコシステムの更なる強化に貢献」

エーザイグループのCVCであるEisai Innovation, Inc.(所在地:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)を有している。同社グループは、創薬イノベーションおよび認知症等のエコシステムプラットフォーム構築の加速に向け、革新的技術やサービスの発掘とそれを有するベンチャー企業の支援や将来的な提携を目的に、2019年5月にベンチャー投資事業を開始した。Eisai Innovation, Inc.は2019年8月に設立され、「神経領域」、「がん領域」、「グローバルヘルス」における最先端の創薬プラットフォーム、新規モダリティやバイオロジー等を中心にベンチャー企業等への投資を行っている。

今回の認定VCを受けエーザイは、「日本における創薬ベンチャーエコシステムの強化にさらに貢献することを目指す」としている。

◎大鵬薬品のCVC・大鵬イノベーションズ合同会社「アンメット満たす新薬を届ける」

大鵬薬品のCVCである大鵬イノベーションズ合同会社の設立は2019年。将来的にゲームチェンジャーに成長し得るシーズや基盤技術を持つ創薬ベンチャーの設立を目指したインキュベーションに注力している。投資先のうちPRD TherapeuticsとStapleBioは、同社のハンズオン支援を経て設立されたもので、多くの投資家からの出資を受けた実績もある。また、国内の創薬エコシステムの裾野を広げることを目的に、起業家の育成支援やメンタリングなどを行うアクセラレーションプログラムも推進しているところ。

大鵬薬品と大鵬イノベーションズ合同会社は、「今後も国内の創薬ベンチャーエコシステムの構築により一層貢献し、アンメットメディカルニーズを満たす画期的新薬を社会へ届けることに積極的に取り組みたい」と意欲を示した。




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