カルナバイオサイエンス 同社への誹謗中傷やネット掲示板に脅迫書き込みした被疑者を起訴処分と公表
公開日時 2024/11/19 04:53
創薬バイオベンチャーのカルナバイオサイエンスは11月18日、同社への悪質な誹謗中傷およびネットへの脅迫書き込み等で今年8月に逮捕された被疑者について、検察庁より起訴処分とした旨の通知を受領したと発表した。同社は、「SNS、匿名掲示板などにおける誹謗中傷、脅迫行為および憶測を含む誤情報の拡散等に対し、専門家の意見を踏まえ、厳正に対応していく」と強調した。
この問題は、東京証券取引所グロース市場に上場している同社に対し、同社ホームページのIRお問い合せ窓口や、インターネット掲示板を通じ、悪質な誹謗中傷や脅迫の書き込みを行い、今年8月に威力業務妨害や脅迫容疑で、51歳の会社員が逮捕されたというもの。
◎「当社がその標的となってしまったことについて誠に遺憾であり、この事象を重く受け止めている」
今回、被疑者が起訴処分となったことについて同社は、「インターネット社会において、匿名で個人の意見や感想を述べることが容易になった一方で、単なる個人の感想のつもりが結果として個人の意見や論評の域を超えて誹謗中傷や脅迫となってしまうことは誰にでも生じうることであり、当社としては極めて残念であると考えるとともに、当社がその標的となってしまったことについて誠に遺憾であり、この事象を重く受け止めている」とコメントした。さらに、「株主、取引先、従業員その他の利害関係人の権利利益を保護するため、SNSや匿名掲示板などにおける誹謗中傷、脅迫行為および憶測を含む誤情報の拡散等に対し、専門家の意見を踏まえ、厳正に対応してまいります」との見解を表明した。