医師がMRに「助けられた」と感じるのはどんなとき
公開日時 2025/08/01 00:00
製薬企業において、現場の医師と最も接点の多い職種がMRです。これまでMRは、製品情報の提供をはじめ、医師との関係構築やニーズの収集などを担ってきました。では、MRの減少が進む今、存在感を発揮するためにはどのようなことが求められているのでしょうか。今回は、MRに助けられた経験や、長く担当してほしいと思ったMRについての調査を通じて、医師が求めるMR像を探りました。多くの医師が「助けられた」と感じるのは「薬の情報提供」これまでに「MRがいて助かった」と思ったことのある医師は、どれくらいいると思いますか。本誌が医師120人に行ったアンケート調査では、助かったと思ったことが「ある」と回答した医師は70人と6割近くに上りました。この結果から、MRに助けられた経験のある医師は過半数を占め、その役割が一定...