GLP-1製剤・マンジャロ 月18万人が継続処方
新規/切替IN/追加の“流入患者”シェア、リベルサス抜き首位
公開日時 2025/09/01 00:00
今回はGLP-1受容体作動薬(GIP/GLP-1受容体作動薬を含む)を中心とした糖尿病薬の現状をインテージリアルワールドの統合医療データベース「CrossFact」をもとに検証する。CrossFactは、調剤レセプトや社保レセプトなどのリアルワールドデータ(RWD)で実際の処方状況を把握し、拡大推計して市場全体も分析できる。クラス別に処方動向を概観すると、直近2025年6月までの2年間に、慢性心不全や慢性腎臓病の適応も有するSGLT2阻害薬、及びGLP-1受容体作動薬が徐々にシェアを拡大。他は緩やかに下降もしくは横ばいの状態が確認できた。25年6月の処方患者数シェアは、上位からSGLT2阻害薬43%、DPP-4阻害薬38%、ビグアナイド薬(BG)32%、GLP-1受容体作動薬13%、スルホニ...