リジェネロン 抗PD-1抗体・リブタヨ 有棘細胞がんに係る適応追加を申請 術後補助療法の適応も
公開日時 2025/12/12 04:48
リジェネロン・ジャパンは12月11日、がん免疫療法薬の抗PD-1抗体・リブタヨ点滴静注(一般名:セミプリマブ(遺伝子組換え)について、有棘細胞がんに係る適応追加を一変申請したと発表した。今回の申請には有棘細胞がんの術後補助療法の適応も含まれる。
抗PD-1抗体では、オプジーボが有棘細胞がんを含む「根治切除不能な進行・再発の上皮系皮膚悪性腫瘍」の適応を持つ。リブタヨは今回、▽進行有棘細胞がんに対する国際共同第3相試験の結果、▽再発高リスクの有棘細胞がんの術後補助療法に対する海外第2相試験の結果――をもとに一変申請した。リブタヨは、今回の一変申請が承認された場合、有棘細胞がんの適応を持つ抗PD-1抗体としては2剤目、有棘細胞がんの術後補助療法を持つ抗PD-1抗体としては初めての薬剤となる可能性がある。
有棘細胞がんは、表皮有棘層の細胞ががん化する皮膚がんで、基底細胞がんに次いで発生頻度の高い皮膚がん。やけどのあとから発生するものや放射線照射後の慢性皮膚炎から発生するものが多かったが、近年は紫外線の影響を受けた顔や頭皮の皮膚に発生するものが増えている。
リブタヨは現在、子宮頸がんや非小細胞肺がんの適応を持つ。有棘細胞がんは承認された場合、3つ目の適応となる。