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第一三共 ADC技術めぐる米Seagen社との特許係争 勝訴で終結

公開日時 2026/03/11 04:50
第一三共は3月10日、同社の抗体薬物複合体(ADC)技術をめぐり米Seagen社が提起した特許侵害訴訟の控訴審判決に対し、Seagen社が期限までに不服申し立て手続きを行わなかったことから、Seagen社との特許係争は終結したと発表した。

ADC技術をめぐる特許訴訟は、Seagen社が提起した2023年10月17日の一審判決で、いわゆる「’039特許」(米国特許10,808,039)は有効であると判断され、第一三共は、特許侵害に基づく損害賠償および22年4月1日から’039特許が満了する24年11月4日までのエンハーツの米国売上に対するロイヤルティの支払を命じられていた。これに第一三共は一審判決に控訴を提起していた。

25年12月2日の控訴審判決では、米国連邦巡回区控訴裁判所が一審判決を取り消す逆転判決を下した。また、’039特許は無効であると判断されたことに伴い、第一三共が米国特許商標庁に請求した’039 特許に対する特許付与後レビュー(PRG)の控訴審においても、米国連邦巡回区控訴裁判所はSeagen社の控訴を棄却する判決を下した。

そして、Seagen社が期限の26年3月2日までに不服申立て手続きを行わなかったため、第一三共の勝訴で終結した。
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