薬粧連合 日本橋で体験型イベント「薬祭」を開催 科学の不思議に触れてもらい魅力発信
公開日時 2026/06/02 04:48

医薬化粧品産業労働組合連合会(薬粧連合)は5月30日、科学実験を通して医薬品産業の魅力を伝えるイベント「薬祭」を、東京・日本橋で開催した。当日は晴天のもと約2000人が来場し、白衣を着て実験に取り組んだり、水と油が混ざらない性質を利用したオイルタイマーづくりに挑戦したりして、科学の不思議に触れた。薬粧連合ではアドボカシー活動の一環としてイベントを企画しており、今回で3回目の開催となる。
イベントでは、ヨウ素デンプン反応による実験を楽しむブースのほか、片栗粉と水が混ざったものに力を加えると液体の挙動が変化するダイラタンシー現象の体感企画「つかめる水」や、酸性とアルカリ性を判定して色が変化するBTB溶液を用いた実験ブースなどを設置。液体を吸い上げるピペットマンや、試験管を高速振動させるボルテックスミキサーなど、実際の研究の際にも用いる本格的な道具を用意し、小さな科学者たちは真剣な様子で取り組んでいた。
また、大人向けに血管年齢や肌年齢、握力を測定できる健康コーナーも設置。クイズコーナーでは、「薬は多く飲んだほうが効くのか」「ジュースで薬を飲んでもいいのか」といった身近な疑問に、親子で話し合って回答する姿も見られた。

医薬品産業の魅力や実情を社会に発信することが目的。薬粧連合の安田賢司副会長は、「医薬品の現状を知らなかったと言ってくださる方も多く、我々としてもコミュニケーションの良い機会となっている。引き続き科学イベント等を通じて科学の面白さをお子様に伝えていくと共に、医薬品業界の国民理解に努めていく」とコメントした。