武田薬品 AD/HD治療薬・ビバンセで承認条件の一部解除 新規患者への処方可能に
公開日時 2026/06/09 04:51
武田薬品は6月8日、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬・ビバンセカプセル20mg、同30mgについて、厚生労働省から承認条件の一部を解除する通知を受領したと発表した。今回解除された承認条件は、「使用実態下における乱用・依存性に関する評価が行われるまでの間は、他のAD/HD治療薬が効果不十分な場合にのみ使用されるよう必要な措置を講じること」との部分で、ビバンセはAD/HDの新規患者にも処方できるようになった。
今回の承認条件の一部解除は、同社が提出した特定使用成績調査及び適正使用に関する対応等を記した資料に基づく。
同社は、今回の一部解除があっても、「今後もADHD適正流通管理システムを通じたビバンセの適正使用を推進するとともに、必要とする患者さんにビバンセをお届けし、患者さんの治療に貢献していく」とコメントしている。同システムは、依存性や乱用リスクがあるADHD治療薬の適正使用や厳格な流通管理を行うための一元管理システムで、医師、医療機関、薬局、患者の登録により処方・調剤・受け取りができる。