患者は“どこで”情報と出会うのか ―媒体より文脈を考える時代へ
公開日時 2026/07/01 00:00
株式会社ABC代表取締役古川 隆(疾患啓発(DTC)研究会名誉顧問)疾患啓発(DTC)活動における患者への情報提供のあり方について、読者から「今はどんな媒体がよいのでしょうか?」という質問をいただきました。かつてはテレビ広告が圧倒的な影響力を持ち、DTCといえばテレビ広告や新聞の全面広告などマスメディアが中心でした。しかし、インターネットが普及し、SNSが生活の中心に入り込んだ今、患者が情報に触れる経路は大きく変わっているはずです。媒体が多様化したことで、むしろ「どこで、どのように患者に情報を届けるべきか」という課題は、以前より難しくなっているように感じています。今回はその辺りを考えてみます。先日、総武線の車内で日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の中吊り広告を見かけました。学会が一般向け...