日本リリー こども霞が関見学デーに初出展 オリジナルキーホルダー、動画や漫画で治験を啓発
公開日時 2026/07/30 04:46

日本イーライリリーは7月29日、各省庁などが連携して開催する体験イベント「こども霞が関見学デー」にブースを初めて出展した。ブースでは、参加者がカプセルを模したケースに、治験に携わる人や治験の参加者の思いを書いた紙を入れ、オリジナルキーホルダーを制作するワークショップを開催。治験にまつわるクイズを行ったほか、動画や漫画の配布などを通じて、治験の啓発を行った。ブースには300人を超える親子が訪れ、賑わった。

ブースで配布した「治験の話」と題した漫画は、同社臨床開発本部で制作。子ども向け・学生向け・大人向けの3種類を用意。参加者本人の意思が尊重され途中で参加を取りやめることもできることなどを紹介している。
ワークショップを企画した同社臨床開発本部臨床開発企画の都木将信課長は、「治験に対する理解度の向上が医薬品の開発促進につながる。今回のイベントを通じ、多くの人が治験に関する正しい知識と理解に基づいて判断する環境づくりに貢献したい」と語った。
◎PMDA ヨウ素デンプン反応を実演 正しい服薬方法を呼びかけ
医薬品医療機器総合機構(PMDA)もこども霞が関見学デーに、「色が変わるお薬実験」と題した体験ブースを出展した。うがい薬とデンプンを混ぜて色の変化を観察するヨウ素デンプン反応を体験してもらい、さらにビタミンCを含むグレープフルーツジュースを加えることで色が変化する様子を紹介。薬の成分は飲み物によって影響を受ける場合があることを説明し、「薬はジュースではなく水で飲む」という正しい服薬の大切さを親子に呼びかけた。
こども霞が関見学デーは、子どもの夏休みに合わせ、厚生労働省をはじめとする各省庁などが連携して開催する体験イベント。広く社会を知ってもらうことなどを目的に毎年実施されている。イベントは30日まで開催される。