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糖尿病 4割超が再検査未受診、発症・進行リスクを指摘されても MSD調査

公開日時 2017/10/23 03:50

MSDはこのほど、2型糖尿病の発症や進行リスクを指摘されても、43.2%の人が再検査を受けていないとの調査結果をまとめた。未受診の理由は、未受診でも「何も言われないから」が44.0%とトップで、次いで「特に気になる症状がないから」の22.7%だった。糖尿病のリスクがあるといわれても、症状を感じていないことなどから、4割超が「リスクは低い」と思っていることもわかった。

調査を監修した東京医科大学病院の糖尿病・代謝・内分泌内科の小田原雅人主任教授は、「自身の健康に対する過剰な自信がみられたり、糖尿病に関する知識・関心が低かったりと、糖尿病の発症や進行のリスクがある人たちが適切な対処を十分に行っていない実態が示された」とコメント。早期に治療することで「健康な人と変わらない生活を送ることもできる」とし、早期受診を勧めている。

また、糖尿病未治療者の糖尿病治療のイメージには、「厳しい食事制限」(64.7%)、「毎日服薬が必要」(59.1%)、「毎日インスリン注射を打つ」(56.5%)――と思い込みや先入観が存在。糖尿病治療への抵抗感では、最多は薬物療法の57.5%で、食事療法は40.8%、運動療法は27.7%だった。治療薬が週1回服用タイプの場合は、63.2%が「心理的負担が減る」と回答した。

調査対象は、糖尿病予備軍と指摘・判定されたり、血糖値が正常値に比べて高いと指摘・判定されるなどした、40歳以上の2型糖尿病の発症や進行のリスクがある4700人。内訳は各都道府県100人(男性70人、女性30人)。調査は6月6日~15日に実施した。方法はインターネット調査。

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