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ノバルティス イラリスで全身型若年性特発性関節炎の効能追加を申請

公開日時 2017/11/06 03:50

ノバルティスファーマはこのほど、ヒト型抗ヒトIL-1βモノクローナル抗体のイラリス皮下注用150mg(一般名:カナキヌマブ(遺伝子組換え))について、全身型若年性特発性関節炎(以下、SJIA)の効能追加を申請したと発表した。申請日は10月25日付け。

日本小児リウマチ学会が厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」に開発要望し、これを受けてノバルティスが開発に着手した。イラリスのSJIA適応は、17年3月1日に希少疾病用医薬品の指定を受けている。国内の推定患者数は約1200人とされる。

SJIA に対する主要な治療薬であるステロイド剤でも十分な効果が認められない場合に、生物学的製剤の投与が検討され、日本では抗IL-6受容体抗体アクテムラ(一般名:トシリズマブ)のみ使える。SJIA の発症にはIL-1、IL-6、IL-18などの炎症性サイトカインの過剰産生が関与していると考えられており、IL-1βをターゲットとした抗体であるイラリスは、新たな治療選択肢になることが期待されている。

SJIAは2週間以上発熱が続く、紅斑、全身性リンパ節腫張、肝脾腫、漿膜炎といった全身症状を伴う関節炎で、痛みや腫れによる動作制限を伴う。関節炎により成長障害をきたすこともある。1歳から5歳が発症年齢のピークとされる。

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