アッヴィ 経口CGRP受容体拮抗薬・アトゲパント 片頭痛発作の急性期治療を対象に承認申請
公開日時 2025/12/16 04:47
アッヴィは12月15日、経口CGRP受容体拮抗薬・アトゲパント(一般名)について、成人の片頭痛発作の急性期治療を対象に承認申請したと発表した。3月には成人の片頭痛発作の発症抑制(予防療法)で承認申請している。
アトゲパントは1日1回の経口投与で用いる。CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)とその受容体は、片頭痛の病態生理に関与する神経領域に発現する。片頭痛発作時にはCGRP濃度が上昇し、選択的CGRP受容体拮抗薬が片頭痛に臨床効果をもたらすことが研究により明らかになっている。
今回の申請は、片頭痛の急性期治療を目的とするアトゲパントの有効性、安全性、忍容性を評価する日本を含む国際共同第3相試験(ECLIPSE試験)の結果に基づく。
15歳以上の片頭痛の国内有病率は8.4%。片頭痛の発症は日常生活に影響を及ぼすだけでなく、労働生産性の低下や社会的活動への制限が生じていることが報告されている。片頭痛は、特に30~40歳代の女性に多く、有病率は30歳代女性では約20%、40歳代女性で約18%とされる。