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GSK 多剤耐性緑膿菌感染症の最終救済薬コリスチンを国内申請

公開日時 2014/08/18 03:50

グラクソ・スミスクラインはこのほど、多剤耐性緑膿菌感染症の治療薬として、ポリペプチド系抗生物質製剤コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム注射薬(一般名)を8月13日付で国内申請したと発表した。日本化学療法学会からの再開発の要望が厚生労働省に提出され、同省の未承認薬・適応外薬検討会議で医療上の必要性が高い薬剤と判断され、同省が開発企業を公募。これにGSKが応じ、開発に着手した。

緑膿菌の多剤耐性化が近年、進行しているが、治療薬の選択肢が限られるなど臨床上の大きな課題になっている。コリスチン注射薬は日本で1990年半ばまで販売されていたが、使用量の減少とともに承認削除されていた。しかし、国内外のガイドラインで多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬の最終救済薬として再評価されている。

GSKのフィリップ・フォシェ社長は今回の申請にあたり、「日本では多剤耐性緑膿菌感染症に対する治療薬は欧米に比して選択肢が限られているのが現状で、GSKはこの事態を深刻に受け止め、開発に着手した」とし、「同剤が一日も早く日本における治療選択肢のひとつとなり、患者さんの治療に貢献できることを期待している」とコメントしている。

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