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国立がんセンター 医師主導治験で新規経口非小細胞肺がん治療薬を開発

公開日時 2013/01/17 04:01

国立がん研究センターの早期・探索臨床研究センターは1月15日、肺がんの発生や増殖に関与しているというRET融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんの大規模スクリーニングと同遺伝子を標的とする経口分子標的治療薬バンデタニブ(Vandetanib)の医師主導フェーズ2を行うと発表した。

試験名は「RET 融合遺伝子を有する局所進行/転移性非扁平上皮非小細胞肺癌患者を対象としたバンデタニブの第2相試験」(LURET試験)。RET陽性患者は全体の1~2%と少ないことから、まず、現時点で国内50施設以上が参加する形で、1月下旬からRET陽性患者をスクリーニングする。2月初旬から被験者の登録を始めるという。治験は、国立がん研究センター東病院/中央病院、がん研究会有明病院、静岡がんセンター、兵庫県立がんセンター、九州がんセンターの6施設で行う。バンデタニブは海外で販売しているアストラゼネカ社の日本法人から無償提供を受ける。

発表によると、海外では同剤は、進行性の甲状腺髄様がんの治療薬として、11年4月に米国、12年1月にカナダ、同年2月に欧州で承認されている。

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