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ヤンセンファーマ ライブリバント皮下注製剤 4週間に1回投与の用法用量追加を申請

公開日時 2025/10/30 04:50
ヤンセンファーマはこのほど、抗EGFR/MET二重特異性抗体・ライブリバントの皮下注製剤(一般名:アミバンタマブ(遺伝子組換え)/ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え))について、EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する4週間に1回投与の用法・用量を追加する承認申請を行ったと発表した。同社はこれまでに2週間に1回、3週間に1回の皮下投与製剤を申請している。

今回申請した4週間に1回投与では、1サイクル目に週1回投与を4週間行った上で、2サイクル目以降は4週間に1回投与するというもの。既に申請している2週間に1回投与は、1サイクル目に週1回投与を4週間行った上で、2サイクル目以降は2週間に1回投与する。3週間に1回投与は、1サイクル目に週1回投与を3週間行った上で、2サイクル目以降は3週間に1回投与する。それぞれの用法でアミバンタマブの用量は異なる。

和歌山県立医科大学呼吸器内科・腫瘍内科の赤松弘朗准教授は、「EGFR変異陽性NSCLCの治療において、患者さんの通院や投与にかかる負担をいかに軽減するかも大きな課題の一つ」と指摘。その上で、「4週1回の皮下投与製剤は、点滴静注製剤と比較して投与と通院にかかる時間的負担を軽減し、投与関連反応の発生率を低下させることで、よりで安全にかつ利便性の高い治療法を提供できると期待している」とコメントしている。

なお、ライブリバントの皮下注製剤は8月22日に、厚労省の薬事審議会・医薬品第二部会で承認の可否が審議され、承認することが了承された。予定製品名はリブロファズ配合皮下注。しかし、リブロファズは部会通過後に、体液貯留に関する有害事象の集計結果に誤りがあることが判明。改めて評価を行った結果、RMP及び添付文書で安全対策を強化することで承認手続きを進めることになった(記事はこちら

リブロファズの部会通過時の効能・効果のひとつにEGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCがあり、用法・用量が3週間に1回投与(A法)又は2週間に1回投与(B法)となっている。
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