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都研究所・本間氏 痴呆診断で将来の症状「知りたい」8割

公開日時 2004/06/06 23:00

東京都老人総合研究所の本間昭参事研究員は6月4日、都内で開催された「ア
ルツハイマー型痴呆セミナー」(エーザイ、ファイザーなど主催)で、一般を
対象に実施した意識調査の結果を発表した。痴呆症と分かった場合、数年先の
症状について83.6%が「知りたい」と考える一方で、治療方法などについて前
もって決めておきたいと答えたのは24.0%にとどまった。本間氏は、「痴呆に
ついての意識は改善されてきているが、まだまだ自分自身の問題としてとらえ
られていない」と分析している。

調査は20歳以上の男女1426人を対象に実施。痴呆症と診断されたとして数年先
の症状について知りたいと答えたのは、「できるだけ詳しく」(57.3%)、
「ある程度」(26.3%)を合わせ8割以上。また、将来痴呆症になるかどうか
分かる検査があるとしたら、「治療法がなくても検査を受けたい」が43.0%、
「治療法があれば検査を受けたい」が30.6%で、「受けたくない」の18.7%を
凌いだ。

痴呆になってからの治療方針について「遺言のような形で自分で決めたい」と
したのは24.0%で、「信頼できる家族を指名しておきその人に決めてもらう」
(39.2%)、「担当医師や家族など周りの人が相談して決めてほしい」(26.4%
)と、他力本願な回答が多かった。

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