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第一三共の中山次期社長が会見 「No.1カンパニー目指す」

公開日時 2010/05/13 04:02

第一三共の次期代表取締役社長兼CEOに内定した中山讓治副社長執行役員(写真)は5月12日、東京都内で会見し、日本を代表するNo.1カンパニーを目指したいとの意気込みを語った。また今年3月に発表した第2期中期経営計画についても「邁進する」と述べ、特に、▽日本市場でのプレゼンスの最大化▽ランバクシー社の軌道回復――の2つに注力する考えを表明した。

第一三共は「グローバル・ファーマ・イノベーターの実現」という2015年ビジョンの実現に向け、3ヵ年ごとの中期計画を策定している。中山新社長は、庄田現社長が07年度から取り組んだ第1期中期経営計画を引き継ぎ、さらに発展させる役割を担う。

中山副社長は会見で、「今後の経営ではグローバル・ファーマー・イノベーターの概念を追求しながら、世界の中で先進的で優れた会社としての地位を確立したい」と強調。経営の具体的視点として、▽新薬メーカーとしての更なる進化、アンメットニーズへの対応▽新薬メーカーの枠に止まらない新しい視点でのビジネスモデル追求――の組み合わせが求められているとした。

一方、第2期中期経営計画に対しては、「基本的にグローバルな展開を掲げているが、その中での大きなセグメントとしては日本が重要なマーケットだ」と述べ、「今後10年間はその重要性は変わらない。やはり日本を代表するNo.1カンパニーを目指す」と強調した。そのほかランバクシー社についても中期経営計画の推進する上での大きな柱とし、「同社のもっている潜在的なポテンシャルである(様々な国や地域での)販売力を活用しながら、この価値を顕在化していきたい」とした。加えて、ランバクシー社の成長にとってどうしても解決しなければならない問題もあるとし、第一三共グループとして強力にサポートする考えを強調した。


◎新社長は第一三共グループをさらに飛躍させてくれる経営者


代表取締役会長に内定した庄田隆社長も会見で、「新社長は医薬品業界に止まらず、幅広い経験とグローバルな視野をもっている」との印象を語り、「2015年ビジョンの実現に向けて強力なリーダーシップを発揮し、第一三共グループをさらに飛躍させてくれる経営者として期待している」と述べた。なお、これら人事は6月28日開催予定の定時株主総会の承認とその後の取締役会を経て正式決定する。

 

 

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