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協和発酵キリンのネスプ/エスポー 10年度にEPO市場でシェア50%超目指す

公開日時 2010/07/29 04:01

協和発酵キリンは主力品の貧血治療剤ネスプ/エスポーに関して、今年度中にEPO製剤市場で50%超のシェア獲得を目指していることを明らかにした。7月28日に本町記者会で開いた10年度第2四半期(1-6月)決算の会見で明らかにしたもの。また、同日公表した決算によると、薬価改定の影響で医療用医薬品の売上高は前年同期を下回ったものの、パーキンソン病治療薬「KW6002」の導出による一時金収入の増加や、中国を中心にアジアでG-CSF製剤グランの輸出が好調に推移し、医薬事業は増収増益となった。

医薬事業の売上高は前年同期比2.1%増の1034億円、営業利益は7.5%増の179億円だった。製品別でみると、ネスプ/エスポーは13億円増の234億円で、EPO市場における現時点でのシェアは50%前後。二次性副甲状腺機能亢進症治療薬レグパラは14億円増の43億円。一方、花粉飛散量が前年に比べ少なかった影響で抗アレルギー剤アレロックは13億円減の139億円、抗アレルギー点眼剤パタノールは6億円減の47億円、Ca拮抗剤コニールは7億円減の103億円。

10年度(1-12月)の通期予想は減収減益の見通しで、1月に公表した第1四半期決算で発表した数値に変更はない。売上高は前年同期比23億円減の2050億円、営業利益は28億円減の290億円と減収、減益の見込み。ネスプ/エスポーの売上高は1%減の483億円、コニールは9%減の213億円、アレロックは3%減の260億円の見通し。

なお、09年6月期(1-6月)実績は、09年3月期通期実績(12カ月)から09年3月期4-12月実績を差し引いた09年1-3月の実績に、09年4-6月を加えた実績数値(09年度は決算期変更で9カ月決算となったため)。
 

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