田辺三菱 長期収載品5製品を田辺製薬販売に販売移管
公開日時 2011/03/08 04:01
田辺三菱製薬は3月7日、長期収載品を5製品13品目を、子会社でジェネリック(GE)を主に扱う田辺製薬販売に4月1日付で販売移管すると発表した。
田辺三菱は、戦略領域から外れるものの、医療現場で汎用されている医薬品について順次、販売を移管してきている。今回移管されるのは、アレルギー性疾患治療剤アレギサール(一般名:ペミロラストカリウム)、筋緊張性疾患治療剤アロフト(アフロクアロン)、気管支拡張剤イノリン(トリメトキノール)、ベラチン(ツロブテロール塩酸塩)、鎮痙剤セスデン(チメピジウム臭化物水和物)。これら製品の合計売上高は約15億円という(09年度実績)。
販売移管は、09年10月、10年10月に続き今回で3回目で、計12製品39品目。今後も移管を検討する。