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第一三共とAZ がん骨転移用治療薬デノスマブでコ・プロモーション契約締結

公開日時 2011/05/25 04:01

第一三共とアストラゼネカは5月24日、第一三共が国内承認申請しているがん骨転移による骨病変の治療薬デノスマブ(一般名、開発コード:AMG162)について、コ・プロモーション契約を締結したと発表した。第一三共は11年度中の発売を見込んでいる。第一三共は、がん骨転移の多い乳がんや前立腺がん、肺がんといったがん種で高いプレゼンスを発揮しているAZとコ・プロした方が、デノスマブの売上拡大につながると判断した。

デノスマブは、破骨細胞の形成・活性化に必須のたんぱく質のRANKリガンドを標的とする世界初の完全ヒト型モノクローナル抗体。第一三共が2007年に、同抗体を創製したアムジェンから国内の開発販売権を取得。10年8月に国内申請した。

第一三共は施設担当MRとがん領域担当MRが情報提供活動を行う。MR数は非開示。一方、AZは約350人のがん担当MRが情報提供活動する。売上は全て第一三共に計上され、一定額をAZに支払う。具体的な支払い内容は非開示。

第一三共は抗がん剤トポテシン(一般名:イリノテカン塩酸塩水和物)や同クレスチン(かわらたけ多糖体製剤)を手掛けており、両剤の年間売上は計70億円。がん領域強化の方針を掲げており、今回のAZとのコ・プロを通じて、がん領域でのプレゼンス向上もねらう。


 

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