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PhRMAメンバー 合計198剤の関節炎関連薬剤を開発中

公開日時 2011/07/27 04:00

米国研究製薬工業協会(PhRMA)のメンバー会社は現在、関節リウマチを含む関節炎関連薬剤を合計で198剤開発中であることが分かった。PhRMAが、各社研究開発パイプラインに基づきまとめたデータを7月13日発表した。


薬剤の内訳をみると、1300万人の米国人が罹患しているという関節リウマチ治療薬は67剤、1000万人が罹患する骨粗鬆症治療薬23剤、2700万人が罹患する変形性関節炎治療薬19剤、150万人が罹患する狼瘡治療薬19剤、600万人が罹患する線維筋痛治療薬9剤などとなっている。


関節炎は身体障害を来す主原因であるといわれる。毎年、関節炎で4400万人が外来で受診、約100万人が入院し、10000人が死亡している。同疾患による直接的医療費と間接的な逸失コスト(無収入や生産性低下など)を合計すると全米で1億2800万ドルに上るという。このコストは2030年まで上昇し、同年には約6700万人(全成人人口の25%)が関節炎を持つことになると予測される。


しかし、PHRMAのJohn Castellani理事長兼CEOは、「世界中で数百万の患者と医師らが、関節炎などの痛みを緩和するより良い治療薬の登場を望んでいる」と開発中の薬剤に期待感を示した。
 

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