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最もイメージの良い製薬企業 トップは「ツムラ」 QLife社調査

公開日時 2012/05/07 04:01

QLife社は、患者を対象にした製薬企業と薬の処方に関するイメージ調査を行った。その中で国内売上上位20社(2011年IMS、販売会社レベル)とツムラ、主要ジェネリックメーカー5社を対象に、最も良いイメージの企業を尋ねたところ、最も回答が多かったのが「ツムラ」(27.6%)で、次いで「武田薬品」(25.6%)、「大塚製薬」(10.5%)、「塩野義製薬」(6.4%)、「エーザイ」(5.4%)――の順だった。

調査は3月31日~4月5日までインターネットで行い、1548人の有効回答を得た。イメージが良い理由として、ほぼ共通するのは、この会社はどんな会社かをキャッチフレーズのように捉えられること。「漢方のツムラ」、「日本を代表する企業の武田」、「オロナミンC、ポカリスエットの大塚」、「セデスの塩野義」、「hhc(ヒューマンヘルスケア:企業理念)のエーザイ」――など。ちょっと体調が悪い時に使った一般薬やサプリメントを含め、日ごろの健康を支えてくれているというイメージが好感度につながっている。

ただ「医療用薬のイメージ」も重要で、上位5社に加え、それ以外の会社に対する回答では、処方薬や入院中に使った薬、開発力がある、など医療用薬に対するイメージも支持の一因になっていることがうかがえる。ツムラの漢方薬のほか、大塚なら「点滴薬」、エーザイなら「認知症薬」「ユベラ」(末梢循環改善薬)が挙がる。中外製薬や田辺三菱製薬だとリウマチ薬、グラクソ・スミスクラインでは喘息薬などのイメージがあり、中には具体的な薬剤名も見られる。

イメージアップには、患者にも処方薬のメーカー名を知ってもらう工夫の必要性が示唆されている。

調査結果の詳細は、5月1日発売の「Monthlyミクス」5月号で記事を掲載した。
 

 


 

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