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製薬協・仲谷専務理事 透明性GL巡る関係者協議 「是非さらなる理解を得たい」

公開日時 2013/01/17 04:00

日本製薬工業協会の仲谷博明専務理事は1月16日の記者会見で、製薬協の透明性ガイドラインの運用を巡り設置された日本医学会、日本医師会、全国医学部長・病院長会議との協議会に臨む姿勢を明らかにした。本誌の質問に、仲谷氏は「これまで私どもは、会員会社を通じ医療関係者を理解を求めてきた。そのことについて自信を持ってきっちりやってきている。是非さらなるご理解をお願いしたいというスタンスでいきたい」と述べた。

製薬企業から医師らへの資金提供内容を明らかにする透明性GLでは、13年度から前年度分を各社が開示する。同GLでは、原稿料や講師謝礼などを個人名で開示する方針であることから、日本医学会や日本医師会など医療関係者からは、一般の理解が深まらない中で実施されると、医師が言われなき誹謗・中傷を受けるおそれがあるとして慎重な運用が求められていた。その中、1月に4者からなる「医学関連COI問題協議会」(座長:高久史麿・日本医学会会長)が設置され、製薬協からは仲谷氏らが参加する。

GLの運用や実施時期の見直しの可能性について仲谷氏は「ノーコメント」とした。予断を持って協議に臨むつもりはないということのようだ。

なお、協議会については日本医師会から1月9日に「透明性ガイドラインの運用・施行を機に、医療界と製薬企業側が一堂に会し、医師と製薬企業の望ましいあり方について、あらためて意見を交換する場として」設置すると正式に発表されている。

メンバ―は次のとおり。
・日本医学会
曽根三郎(JA高知病院長・徳島大学名誉教授)
加来浩平(川崎医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科教授)
・全国医学部長・病院長会議
玉置俊晃(徳島大学医学部長)
宮坂信之(東京医科歯科大学医学部付属病院長)
・日本製薬工業協会
仲谷博明(日本製薬工業協会専務理事)
川邊新(同参与)
・日本医師会
石原謙(日医総研研究担当副所長)
藤田直孝(宮城県医師会常任理事)

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