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日本糖尿病学会 BG薬服用による乳酸アシドーシス報告で「添付文書遵守の徹底必要」

公開日時 2014/04/14 03:52

日本糖尿病学会はこのほど、ビグアナイド薬(BG薬)投与患者における乳酸アシドーシスの報告を受けて安全性に関するリコメンデーションを改訂し、学会ホームページに掲載した。該当例を調査したところ、禁忌や慎重投与に当たる症例がほとんどであったことから、「添付文書遵守の徹底が必要」と指摘。そのうえで、リコメンデーションとして「経口摂取が困難な患者や寝たきりなど、全身状態が悪い患者には投与しないことを大前提とする」と呼びかけている。

 

乳酸アシドーシスは、血中に乳酸が蓄積し、血液が酸性に傾いた状態。発症後症状が進行し、放置すると数時間で昏睡状態に陥ることもある。BG薬の服用で乳酸アシドーシスを発症するリスクのある▽腎機能障害患者▽高齢者▽脱水、シックデイ、過度のアルコール摂取など注意・指導が必要な状態の患者▽心血管・肺機能障害・手術前後・肝機能障害などの患者―は禁忌、または慎重投与となっているが、学会の調査では、報告のあった症例の多くがこれらに該当していた。ただし、投与量や投与期間に一定の傾向は認められていないとしている。

 

BG薬については、欧米など海外のガイドラインでメトホルミンが第一選択薬と位置付けられる中、日本でも幅広く投与される傾向にある。13年8月にはメトホルミン(製品名:メトグルコ)の高用量製剤が発売され、血糖コントロールが得やすくなる一方で、一層の適正使用が求められていた。今回のリコメンデーションにおいて、メトグルコでは慎重投与に当たる▽75歳以上への新規投与▽血清クレアチニン値男性1.3mg/dl以上、女性1.2mg/dl以上―についても「推奨しない」として、より慎重な判断を求めている。

 

今後発売予定のSGLT2阻害薬との併用についても触れ、「特に脱水に対する注意が必要」と注意喚起した。

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