AZ PPIネキシウムで難治性逆流性食道炎の用法・用量追加申請
公開日時 2014/11/05 03:50
アストラゼネカは10月31日、プロトンポンプ阻害薬(PPI)ネキシウム(一般名:エソメプラゾールマグネシウム水和物)について、標準量のPPI治療で効果不十分な成人の難治性逆流性食道炎に対して「1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与」の用法・用量を追加する承認申請を行ったと発表した。
PPIは酸分泌抑制作用があり、逆流性食道炎を含む酸関連疾患の第一選択薬として用いられている。ただ、8週間のPPI治療を行っても1~2割の患者で治癒が得られていないとする報告がある。
ネキシウムは2011年9月に発売され、同社と第一三共が共同販促を行っている。発売3年目の2013年度売上高は前年比151.5%増の542億円。