東邦薬品・TBC埼玉、ロボット大賞受賞!稼働10ヶ月でロボットピッキング率70%へ
公開日時 2014/11/30 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●投資金額98億円、出荷精度7ナインへ、生産性1.5倍クリアし2倍へ挑戦中!●第2四半期卸決算、17年ぶり売上シュリンク…冬の時代突入にローコスト物流急務17年ぶりに売上がシュリンクする医薬品市場は、品目構成の激変が卸経営を揺さぶる。後発薬の急伸と長期収載品の急落である。卸は、売上減だが物量は増加し労務単価も上昇の中、ローコスト物流が喫緊の課題だ。東邦薬品は、ここ3年、250億円を投資し物流体制の整備を大枠完了した。九州・関西・北海道に続き、TBC埼玉の稼働を軌道にのせた。目玉はロボットで、そのカバー率は現在68%に達した。10月には経産省主催の「第6回ロボット大賞」の「ロボットビジネス・社会実装部門」優秀賞を受賞。東邦薬品の森久保光男常務に取材し...