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中医協検証部会 一般名処方の7割でGE処方 GE銘柄変更不可は4割に

公開日時 2015/03/19 03:51

厚生労働省は3月18日、一般名処方のうち約7割が後発品(GE)で調剤されるなど、2014年度診療報酬改定の影響を検証した結果の速報を中医協診療報酬改定結果検証部会に報告した。


一般名処方でGEを調剤した割合は、前年の59.6%から70.8%にまで跳ね上がった(2014年11月6~12日、1週間分の品目ベース、546薬局分)。処方箋の“変更不可”のチェックに印がついていたのは、先発品では26.9%で前年から減少傾向を示した。これに対し、GEでは44.8%と、前年の22.8%からほぼ倍増した。


医師(診療所医師:332人、病院医師:301人)に変更不可のGEを処方した理由をたずねたところ、「特定の銘柄以外の後発医薬品の品質(効果や副作用を含む)に疑問がある」(診療所:22.3%、病院:18.6%)、「患者から希望があったから」(17.8%、20.9%)、「特定の銘柄以外の後発医薬品に関する情報提供が不足している」(13.9%、10.6%)が次いだ。


一方で、保険薬局では、変更不可のGEが処方されて問題があったとの回答が46.1%にのぼった。「備蓄がなく、取り寄せるために患者を待たせることになった」(58.8%)、「備蓄がなく、後ほど(当日)患者宅へ届けることになった」(46.6%)との回答が次いだ。GEの使用浸透を進める上で、薬剤師が医師に望むこととしても、「GEの銘柄指定をしないこと」がトップで70.4%となった。


日本薬剤師会の安部好弘常務理事は、「GEの備蓄を増強して対応している」とした上で、対応の難しさを強調。「処方箋のGE銘柄指定は、処方医の意向よりも病院全体のオーダリングシステムでなっていることもある」と述べ、対応を求めた。


◎患者のGE切り替え 7割が薬剤師の指導


医師の処方決定に患者の声の影響が強まっていることも調査結果からうかがえた。GEを積極的に処方すると回答した医師は診療所で35.7%、病院医師で46.2%。それ以外の医師に理由をたずねたところ、「GEの品質(効果や副作用を含む)に疑問がある」(診療所:63.2%、病院:59.5%)に、「患者が先発医薬品を希望する」(35.3%、30.3%)が次ぐ結果となった。


患者を対象に、これまでにGEに切り替えた経験をたずねたところ、62.7%が「ある」と回答した。このきっかけは、「薬剤師からの説明」が67.2%と大半を占めた。


重視することとしては、「効果が先発医薬品と同じであること」(49.3%)に、「窓口で支払う薬代が安くなること」(12.0%)が次いだ。費用負担については、「少しでも安くなるのであれば使用したい」が59.7%。一方で、「いくら安くなっても使用したくない」との回答は、11.9%。この理由として、「GEの効き目や副作用に不安があるから」が62.4%でトップだった。


調査は、2014年10月21~12月3日まで実施。有効回答数は、全国の保険薬局690施設、一般診療所932施設、病院574施設、医師863人、患者992人。
 

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