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JCRファーマ 移植片対宿主病治療製品テムセルHS注 2月24日発売 再生医療等製品

公開日時 2016/02/17 03:50

JCRファーマは2月16日、造血幹細胞移植後の重い合併症である急性移植片対宿主病(GVHD)の治療用製品テムセルHS注(一般名:ヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞)を24日に発売すると発表した。この製品は、再生医療等製品を新たに定義し、規制を盛り込んだ医薬品医療機器法の施行後、2015年9月に再生医療等製品として初めて承認され、同年11月に薬価収載されていた。

 
薬価は1袋86万8680円。市場予測はピーク時6年後に投与患者数260人、販売金額35億円(中医協資料)。
 
同製品は、ヒト間葉系幹細胞(MSC)の免疫反応を抑える特徴を生かし、効果を発揮する。同細胞は、健康な成人から採取した骨髄液から分離、培養し、患者の静脈内に投与する。MSCは、免疫原性が弱いという特徴を有することから、他人の細胞由来であるにもかかわらず、患者の組織型等を合わせることなく、必要とされる患者に広く投与できるというメリットがある。
 
超低温による流通が必要であるため、メディパルホールディングスと共同で開発した超低温輸送システムを用い、供給する。マイナス150度以下を10日間以上維持した配送・保管が可能となり、緊急時にも、安定した品質の製品を全国の医療現場に届けることが可能という。
 
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