PMDA 抗リウマチ薬メトトレキサート製剤の過剰投与で注意呼びかけ
公開日時 2016/11/16 03:51
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は11月15日、抗リウマチ薬メトトレキサート製剤で、休薬期間も連日投与し過剰投与になったケースがあったとして「医療安全情報」を発表し、医療従事者に注意を呼びかけた。誤って連日服用すると、骨髄抑制などの重篤な副作用のおそれがあるという。
同情報によると、入院した患者の持参薬のメトトレキサート製剤に服薬日時欄の記載がなかったため、看護師が連日配薬した。数年前からメトトレキサート製剤を服用している患者が、自己判断で過去に処方された残薬を連日服用した。
薬剤交付時に服薬日時を明記したり、患者の理解度に応じて服薬方法の指導、残薬確認を行うなどの対応を求めている。