第一三共 疼痛薬ミロガバリンを日本で承認申請
公開日時 2018/02/16 03:51
第一三共は2月15日、末梢性神経障害性疼痛に用いるα2δ(アルファ2デルタ)リガンドのミロガバリン(一般名)について、日本で同日に承認申請したと発表した。日本を含むアジアで実施した糖尿病性末梢神経障害性疼痛患者を対象としたフェーズ(P3)試験と、帯状疱疹後神経痛患者を対象としたP3試験に基づくものとしている。
作用機序は、日本でも販売されているリリカ(一般名:プレガバリン)と同じく、電位依存性カルシウムチャネルのα2δサブユニットに結合するもので、それにより痛みに関与する神経伝達物質の過剰な放出を抑制し、効果を発揮すると考えられている。