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新型コロナウイルス 国内4例目に 37.5度以上の患者には渡航歴確認を

公開日時 2020/01/27 04:52
感染の拡大が続く新型コロナウイルスについて、厚生労働省は1月26日、国内で4例目の感染が確認されたと発表した。感染拡大も懸念されるが、国内で感染が確認された患者は、いずれも来日時に高熱などの症状がなかったとされる。医療機関側の対応も求められるなか、国立感染症研究所と国立国際医療研究センター国際感染症センターは1月21日、「新型コロナウイルス感染症に対する対応と院内感染対策」を改訂。37.5度以上の発熱または呼吸器症状を訴える患者に対しては、中国武漢市への渡航歴を確認することなどを求めている。

◎2例とも中国武漢市からの旅行者


25日に確認された3例目は、中国の武漢市から東京都内に旅行に来ていた30代の女性で、18日に来日。21日夜から発熱とせきの症状が出たという。23日に都内の医療機関を受診し、25日に新型コロナウイルスに関連していると診断された。

4例目となった40代の男性は、22日に来日。男性も来日時に症状はなかったが、23日に発熱し、愛知県内の医療機関を受診したところ、肺炎の疑いがみられたため入院した。検査の結果、26日に新型コロナウイルスに関連した肺炎と診断された。

2人はいずれも、中国で感染者が多く発生している武漢市中心部の華南海鮮卸売市場には立ち寄っておらず、中国でも肺炎患者との接触はなかったという。また来日してからは、2人とも移動中はマスクを着用していたと話している。

◎医療従事者もサージカルマスク着用を 飛沫感染にも留意を

こうしたなか、国立感染症研究所と国立国際医療研究センター国際感染症センターは1月21日、「新型コロナウイルス感染症に対する対応と院内感染対策」を改訂。37.5度以上の発熱または呼吸器症状を訴える患者に対しては、中国武漢市への渡航歴を確認することなどを求めた。

“疑い症例に対しては、患者本人に対してサージカルマスクを着用させるとともに、院内感染を防ぐ観点から、サージカルマスクの着用を求めた。中国では人から人への感染が確認されていることから、接触・飛沫に対する対策も求めた。患者の気道吸引、気管内挿管の処置などエアロゾル発生手技を実施する際には、空気感染の可能性を考慮しN95マスク、眼の防護具(ゴーグルまたはフェイスシールド)、長袖ガウン、手袋を装着することなども求めている。このほか、診察・入院は個室にし、十分喚起することや、患者移動は医学的に必要な目的に限定することとした。

新型コロナウイルスは現在、感染症法上の措置入院には該当しないため、確定診断された症例の入院は、医学的な必要性に応じて医療保険において行う。確定診断されたものの、入院の必要性がないと判断した症例については、症状増悪時の対応を患者・患者家族に十分説明し、保健所が経過観察を行うとしている。

◎CEPI 新型コロナウイルスのワクチン開発でパートナーシップ

世界的に対策も進める。官民連携パートナーシップのCEPI(感染症流行対策イノベーション連合、本部:ノルウェー)は1月23日、新型コロナウイルスのワクチン開発を目的に、米・Inovio社、オーストラリア・クイーンズランド大、米・Moderna社、米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)とパートナーシップを締結したと発表した。CEPIは、厚労省が創設に関わり、2017年から拠出を行っている。

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