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武田薬品 日本製薬を完全子会社化へ 血漿分画製剤事業の連携強化

公開日時 2020/11/25 04:50
武田薬品は11月24日、連結子会社の日本製薬を簡易株式交換により完全子会社化することを決定し、両社の間で株式交換契約を締結したと発表した。日本製薬が2021年2月10日に開催予定の臨時株主総会での承認を受けた上で、21年4月1日付で株式交換する。日本製薬を完全子会社化することで、タケダグループ内の血漿分画製剤事業の連携をより一層強化する。

19年のシャイアー買収後、血漿分画製剤事業はタケダグループで最も速く成長している領域のひとつになり、同事業を主力とする日本製薬のグループ内の役割がこれまで以上に重要になった。そこで、日本製薬を完全子会社化して連携を一層強化し、例えば武田がグローバルに持つ血漿分画製剤のパイプラインや製造技術、事業インフラなどを日本製薬に導入しやすくなるようにした。

武田は現在、日本製薬株式の87.3%を保有しており、今回、残り12.7%分を取得する。具体的には、日本製薬の株式1株に対して、武田普通株式1.20株を割当交付する。株式交換は日本製薬の臨時株主総会での手続きを経て実行される。武田は株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手続きで株式交換を行う。なお、現時点では日本製薬の社名などは存続する。

日本製薬の19年度業績は、売上178億円、営業利益23億円。
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