Rusfertideは標準療法の一部となり得る
Oncology 6月のASCOで結果公表
公開日時 2025/09/01 00:00
「Rusfertideは、真性多血症(PV)の標準治療への追加療法として非常に有益だと確信しており、標準療法の一部となることを検討すべきだという意見に強く賛成する」――。武田薬品オンコロジー疾患領域ユニットヘッドのP.K.モロー氏はこう強調する。武田薬品が次期主力品として期待を寄せるrusfertideは、ファースト・イン・クラスのヘプシジンのペプチド模倣薬。第3相臨床試験「VERIFY」の結果は今年6月に、米国臨床腫瘍学会(ASCO)のPlenarySessionで結果が公表された。主要評価項目である瀉血の必要性が有意に減少したことに加え、4つの副次評価項目すべてで統計学的有意差を示し、注目を集めた。モロー氏は、「PV患者に対する治療法を変え、長期的なベネフィットをもたらす可能性があると私...