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武田薬品 モデルナの新型コロナワクチンの国内治験開始 6月までの供給目指す

公開日時 2021/01/22 04:51
武田薬品は1月21日、米モデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン「TAK-919」(国内開発コード)について、日本で臨床第1/2相試験を開始したと発表した。同試験は、成人被験者200例を対象に、TAK-919の安全性と免疫原性を評価するプラセボ対照試験。同日に最初の被験者に治験薬が投与された。

同ワクチンは米国で2020年12月から接種されているもの。海外の開発コードは「mRNA-1273」。

武田、モデルナ、厚生労働省の三者間の契約に基づき、武田が同ワクチンを21年前半より5000万回の接種分を輸入し、国内供給する予定になっている。国内供給は同ワクチンの日本での承認取得を前提とし、21年6月までに4000万回分、7~9月に1000万回分を供給する計画。同ワクチンは2回接種のため、2500万人分となる。

今回開始した国内治験の実施期間は、安全性や有効性のフォローアップを含めて22年3月までとなる予定。21年6月までの供給開始をどのように実現するのか気になるところだが、この点について武田は本誌取材に、モデルナの海外データをもとに日本で承認申請し、今回開始した国内治験のデータを追加で提出して承認を取得し、21年6月までの供給開始を実現したい考えを示した。海外データでの国内申請時期や、承認取得が見込まれる時期は開示していないが、「可能な限り早く申請したい」としている。
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