3月末の医薬品情報チャネルの合計DTL数 20年1月水準まで回復
病院市場はMRにネットが迫る勢い
公開日時 2021/05/01 00:00
2021年3月末時点の各種医薬品情報チャネルによる合計ディテール数(DTL数)をみたところ、コロナ流行前の20年1月の水準まで回復していることがわかった。情報チャネル別にみると、MR活動がトップを維持しているものの、20年1月のDTL数から2割減の水準にとどまり、逆にインターネットがMRのDTL数に肉薄している。とくに病院市場でその傾向が顕著に示された。コロナ禍における特徴のひとつに、この1年間に上市された新薬の立ち上がりが例年より遅いとの見方が示されている。確かにDTL数が低調だったことが多分に影響しているようだ。ここにきて製薬各社ともMR活動をリモートとリアルを交えたハイブリッド型で固定し始めている。このタイミングで全チャネル合計のDTL数が上昇したことで、ハイブリッド型のMR活動の真価...