「活動量に見合った適正な人員数」コロナ禍での面談減も要因に2021年ＭＲ数アンケートで、ＭＲがこの１年間に1000人以上減ったことがわかった。21年の有効回答57社のうち、20年と比較可能な54社の合計ＭＲ数を比較した。19年、20年と２年連続で2000人以上減り、今回は減少幅が縮小したものの、減少傾向は続いた。コロナ禍で訪問規制は一層強化され、デジタル活用が進んだが、結果として新薬を中心に新規の採用・処方は伸び悩んでいる。リアル＋リモートの活動への転換などＭＲの在り方や役割が再定義されつつあるが、今回の“ＭＲ1000人減”は、コロナ禍１年目の市場環境を踏まえた人員適正化の動き。実際、自然減の全ては補充しないとの声も多く聞かれた。（神尾裕）前年調査と比較可能な54社の...