国内P2以降の開発品は約750 申請品目数は87
申請数トップはMSD 次いでファイザー
公開日時 2021/08/01 00:00
ミクス編集部が製薬企業68社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、21年7月12日時点でプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で約750品目あり、うち申請中は87品目となった。申請品はがん領域が最多で、子宮体がんに対する免疫療法と分子標的薬の併用などが注目されそうだ。がん以外では慢性腎臓病(CKD)やアルツハイマー病に対する新薬に関心が集まりそう。いずれも症状が進行すると患者QOLの低下だけでなく、▽家族の負担▽労働生産性の低下▽医療費や福祉関連費の増――といった「社会的コスト」の増大につながる。承認・上市時には新薬がもたらす「多面的な価値」にも光があたるとみられる。(神尾裕)製薬各社の公表資料やアンケート調査及び取材を通じて、P2以降の国内開発品をまとめた。申請品目のうち、がん領域...