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武田薬品 抗がん剤アドセトリス、小児のCD30陽性ホジキンリンパ腫の1次治療を一変申請

公開日時 2021/09/13 04:49
武田薬品は9月10日、抗がん剤アドセトリス(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)について、小児のCD30陽性ホジキンリンパ腫の1次治療の用法・用量を追加する一変申請を行ったと発表した。現在は2次治療以降で使える。

今回の申請は、未治療進行期ホジキンリンパ腫の小児患者を対象に、アドセトリスとAVD(ドキソルビシン+ビンブラスチン+ダカルバジン)の併用療法における1次治療としての有効性と安全性を評価した国際共同第1/2相試験(C25004試験)の結果に基づく。同試験では5歳以上18歳未満の小児患者を対象とした。今回申請した1次治療の用法・用量は、「幼児及び小児には、ブレンツキシマブ ベドチンとして2週間に1回48mg/㎡を最大12回点滴静注する」というもの。

ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫の一種。小児におけるホジキンリンパ腫の年間罹患者数は60人程度と推測され、悪性リンパ腫のなかでも発生頻度が低い。アドセトリスとAVDの併用療法は、成人における標準的な1次治療の一つで、小児においても有用な治療選択肢として待ち望まれている。

アドセトリスの現在の小児適応は、「再発または難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫および末梢性T細胞リンパ腫」となっている。
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